サービスの概要
Pre・Post PPAとは、買収の実行前に、識別が見込まれる無形資産およびのれんの金額を試算する手続きをいいます。制度上求められるものではございませんが、買収後の償却負担を意思決定の前に把握するために実施されます。
デューデリジェンスの段階では入手できる情報が限られるため、本番のPPAと比べて精度には限界がございます。一方で、取得対価の水準が損益に与える影響の目安を早期に把握できる点に意味がございます。
このような場面でご依頼いただいています
- 取締役会において、買収後の損益への影響を説明する必要がある
- のれんの償却負担が事業計画に与える影響を、価格交渉の前に把握したい
- IFRS適用会社として、識別範囲が将来の減損リスクに与える影響を検討したい
こんなお悩みはありませんか
- 買収後にどの程度の無形資産が計上されるのか見当がつかない
- のれんの償却年数によって損益がどう変わるかを試算したい
- デューデリジェンスと並行して短期間で試算してほしい
弊社が選ばれる理由
サービスの流れ
- 01
お問い合わせ・お見積り
開示資料および対象会社の概要を拝見し、想定される作業範囲と作業期間をご提示いたします。ご相談およびお見積りに費用はいただいておりません。
- 02
ご契約・資料のご提供および取引の理解
秘密保持契約を締結のうえ、株式譲渡契約書、事業計画、顧客データ、契約書等をご提供いただきます。取得の目的と対価の内訳について、買収ご担当者よりお話を伺います。
- 03
監査法人との事前協議
識別の範囲、評価手法、割引率および経済的耐用年数の考え方について、作業の着手前に監査法人と共有いたします。
- 04
評価の実施
資産ごとに評価手法を選択して評価を行い、WACC・IRR・WARAの整合性を検証いたします。感応度分析を併せて実施いたします。
- 05
報告書のご提供・ご説明
評価報告書をご提出し、前提条件、使用データの出所、手法の選択理由についてご説明いたします。
- 06
監査法人対応
監査法人からのご質問への対応を行います。企業結合に関する注記の記載についても、併せてご相談を承ります。
本番のPPAとの違い
| 項目 | Pre・Post PPA | 本番のPPA |
|---|---|---|
| 実施時期 | デューデリジェンス段階(買収前) | クロージング後 |
| 目的 | 意思決定・価格交渉の材料 | 連結財務諸表への計上 |
| 情報量 | 限定的(開示資料・DD資料の範囲) | 対象会社の内部資料まで |
| 監査対応 | 原則なし | あり |
| 成果物 | 試算結果のご報告 | 評価報告書 |
詳細はPre・Post PPAとは|買収前に無形資産とのれんを試算するをご参照ください。
評価の品質を支える体制
弊社の評価業務は、Big4FASおよび独立系アドバイザリーファームでの豊富な実務経験を有する担当者が行っております。担当した案件の件数および対応業種については、守秘義務の範囲で開示しております。
よくあるご質問
どの段階で依頼すればよいですか?
財務デューデリジェンスの資料が揃った段階以降であれば対応が可能です。デューデリジェンスと並行して進めることもございます。
Pre・Post PPAの結果は本番のPPAと一致しますか?
一致するとは限りません。Pre・Post PPAは限られた情報に基づく試算であり、クロージング後に入手する対象会社の内部資料により、識別される資産や金額が変わることがございます。
本番のPPAも併せて依頼できますか?
承っております。Pre・Post PPAで作成した評価モデルと業種の知見を引き継ぐため、本番の作業期間の短縮につながります。